尿漏れは、尿道を締める働きをもつ筋肉(骨盤底筋)が緩くなることで、尿道の締まりが悪くなり、生じる症状です。このような尿漏れは、主に尿漏れを防ぐための骨盤底筋群がタイミングよく働かなかったり、インナーマッスルが弱すぎたりすることが原因で生じます。
尿漏れを防ぐ骨盤底筋群。
くしゃみの瞬間に腹圧が高まると、反射的に「骨盤底筋群」と言われる筋肉と、尿道を閉める尿道括約筋が共同で収縮して、尿漏れを防ぎます。しかし産後は骨盤が歪んで広がると、骨盤底筋群の働きが鈍り、タイミングがズレたりして尿が漏れてしまいます。
産後の尿漏れの症状
このような産後の尿漏れでお困りではないですか?
●くしゃみや咳で尿漏れする。
●産後から、爆笑すると尿漏れする。
●産後から、立ち上がった時に尿漏れした。
●産後から、重い物を持ち上げようとしたら尿漏れした。
●産後からジャンプや揺れる動作で尿漏れした。
●妊娠中から尿漏れで、出産後も治らない。
●上の子を出産後から尿漏れが、ずっと続いている。
●産後から、トイレまで我慢できず間に合わない事がある。
産後の尿漏れの種類
尿漏れの種類
尿漏れ・尿失禁の種類
腹圧性尿失禁・混合性尿失禁・切迫性尿失禁の3種類があります。割合としては腹圧性50%、混合性30%、切迫性20%産後の尿漏れ・尿失禁の方はほとんどが腹圧性尿失禁です。
腹圧性尿失禁
●咳、くしゃみ
●大笑いする
●重い物を持ち上げる
●立ち上がる
など腹圧が上昇した時に起こる尿漏れです。
混合性尿失禁
腹圧性と切迫性の原因が混ざって起こる状態です。
切迫性尿失禁
尿意を感じた時にトイレまで我慢できずに漏れる状態です。
整体院ホームカイロ
産後や骨盤のゆがみが気になる方は
骨盤矯正コースがおすすめ!
いろいろなことを試しても変化がなかった、
あるいはどうにもならないとあきらめていたという方は、
ぜひ一度、当院の施術を受けてみてください。
施術の流れ
施術の流れは人によって様々です。ここでは基本的な施術の流れをご説明します。
①カウンセリング・骨盤の確認
骨盤の動き・インナーマッスルの硬さ・姿勢を確認してどのように”ゆがみ”を生じているか確かめます。
②全身のゆがみを矯正
様々な施術法の中からあなたの産後の尿漏れに合った方法でゆがみを矯正します。ボキボキする矯正はしないので安心です。
④筋肉のほぐし
骨盤周りの筋肉を中心に全身をゆるめます。
⑤頭蓋反射療法
頭にある骨盤底筋の反射ポイントに、軽く触れるソフトな手技です。
⑥ゆがみの確認
骨盤のゆがみとインナーマッスルの硬さを確認します。
※施術の流れは人によって異なります。
当院の3つの特徴
産後の尿漏れの原因
骨盤が広がると内臓が下垂しやすくなりますし、骨盤底筋群も力が入りづらくなります。女性の骨盤の中には、子宮や膣、卵巣、膀胱、尿道、直腸、肛門などのいろいろな臓器がおさまっています。これらを下からしっかり支えているのが骨盤底筋です。
正常の場合、くしゃみなどで瞬間に腹圧が上がると骨盤底筋群の1つである尿道を締める尿道括約筋も収縮して、尿漏れを防ぎます。
しかし、妊娠や出産で腹圧が上がっても尿道を締める筋肉が弱化していたり機能低下している為、尿漏れが起こります。
●産後の尿漏れと関係している筋肉
骨盤底筋群
肛門挙筋(腸骨尾骨筋・恥骨尾骨筋・恥骨直腸筋)
会陰横筋・球海綿体筋・外肛門括約筋・外尿道括約筋・坐骨海綿体筋
産後の尿漏れと骨盤矯正
産後の尿漏れでは、骨盤を正しい位置に戻し尚且つ骨盤底筋群が元のようにしっかりと力が入るように誘導していくことが必要になってきます。骨盤がゆがむとその骨盤に付いている骨盤底筋もなんらかの負荷がかかることになります。ホームカイロでは様々な手技で骨盤を矯正して、また骨盤周りの筋肉へのアプローチも致します。
※骨盤底筋に直接触れる施術は行っておりません、安心してお越しください。
産後の尿漏れの予防
●骨盤底筋体操
加齢や運動不足により骨盤底筋の中の一つである尿道括約筋が弱まると尿道のしまりが悪くなり、尿漏れがおこりやすくなります。骨盤底筋体操はその骨盤底筋を直接自分で鍛えます。腹圧性尿失禁は体操である程度まで改善できるといわれています。まずは3ヶ月間続けてみましょう。
●ダイエット
妊娠前より体重が増えて尿漏れが始まった場合は、体重が減ると良くなることがあります。
産後の尿漏れの治療
医療機関での治療法
出産後は腹圧性尿失禁が多くなるといわれていますが、若い人は尿失禁があっても自然と治ることも多く治療を受ける人は少ないと言われています。
●薬物療法
腹圧性尿失禁の場合は効果のある薬があります。
●手術
手術ができるのは腹圧性尿失禁だけです。
岡崎市戸崎元町2-12 |