後頭神経痛は最近増加傾向にあり、片頭痛や緊張性頭痛に次ぐ第三の頭痛とも言われています。
首の付け根から後頭部に伸びる神経が刺激されて生じる神経痛で、後頭部を支配する神経として「大後頭神経」「小後頭神経」「大耳介神経」に分類されます。
大後頭神経痛:後頭部から頭の上の痛み
小後頭神経痛:頭の外側(側頭部)の痛み
大耳介神経痛:耳の後ろの痛み
症状としては、主に後頭部の頭皮のピリピリ、ズキズキするような痛みがします。その痛みの程度は人それぞれで、チクチク程度から激痛まであります。発作的に痛くなる人もいれば、痛みが持続する人もいます。
後頭神経痛は正確には頭痛ではなく神経痛の一種であり、後頭神経が頚や肩の筋肉の緊張により圧迫され、引き起こされると考えられています。
通常の頭痛と違って市販の頭痛薬が効かないことがあります。
後頭神経痛の症状
後頭神経痛でお困りではないですか?
●耳の後ろズキズキする。
●一瞬、ビリッと電気が走るような痛みがある。
●痛みは数日から数週間続く。
●痛みがなくても、後頭部に違和感やしびれを感じる。
●後頭部の頭皮がビリビリ、チクチクする。
●後頭部がズキンと痛む。
●耳の後ろに痛みが走る。
●後頭部にビキンと電気が走るような痛みが続く。
●耳が痛い。耳鼻科では異常なしと言われた。
●首の付け根を突き上げるような、ズキッ!とする鋭い痛み。
●首を動かした時に後頭部が痛む
●くしゃみ、咳で後頭部に痛みが走る
●頭皮に触れただけで痛む
●耳の後ろや後頭部にズキンズキンとしたかなり強い痛みを短時間で頻繁に感じる
●10秒に1回。後頭部にヒヤッと刺すような痛み
整体院ホームカイロ
背骨のゆがみが気になる方は
整体コースがおすすめ!
いろいろなことを試しても変化がなかった、
あるいはどうにもならないとあきらめていたという方は、
ぜひ一度、当院の施術を受けてみてください。
施術の流れ
施術の流れは人によって様々です。ここでは基本的な施術の流れをご説明します。
①カウンセリング・姿勢の確認
背骨の動き・肩周りりの筋肉の硬さ・姿勢を確認してどのように”ゆがみ”を生じているか確かめます。
②全身のゆがみを矯正
様々な施術法の中からあなたのカラダに合った方法でゆがみを矯正します。ボキボキする矯正はしないので安心です。特に頸椎2番のゆがみを矯正します。
④筋肉のほぐし
肩や首の後頭部の筋肉を中心に全身をゆるめます。
⑤頭蓋反射療法
頭にある後頭部の反射ポイントに、軽く触れるソフトな手技です。
⑥ゆがみの確認
後頭部の筋肉や背骨のゆがみを確認します。
※施術の流れは人によって異なります。
当院の3つの特徴
後頭神経痛の原因
●後頭神経痛の原因
近年増加している疾患であり、原因は多岐にわたります。
その中でも特に原因として多いのが「姿勢の悪さ」です。後頭神経は、頭を支える頚部の筋肉の間から皮膚の表面側に出ているため、筋肉による圧迫を受けやすいと考えられています。
スマートフォンの普及によって頚を曲げた前屈みの姿勢を取る時間が増えたことの影響も大きいと思います。猫背などの姿勢や頚椎の変形、長時間パソコンに向かうなどの同じ姿勢をとり続けること、精神的なストレスなども発生のきっかけとなります。緊張型頭痛患者さんに併発することがしばしばです。
●好発年齢、男女比は?
男女比は1:2といわれ女性に多く、発症年齢は50歳代以降が多い
●後頭神経痛と関係している筋肉
上頭斜筋・下頭斜筋・小後頭直筋・大後頭直筋・後頭筋・僧帽筋
板状筋・頭半棘筋・側頭筋
後頭神経痛の病院での治療法
自然に改善することも多いので、重大な病気がないことを確認(MRIなどの検査)して様子をみる。痛みが強ければ薬物療法を行う。通常の頭痛薬は効かないことが多く、それを知らずに市販の頭痛薬を飲み続けている方が多いそうです。後頭神経痛には通常の頭痛薬とは違う成分の薬が必要です。市販の頭痛薬が効かない頭痛で悩んでいる方は医療機関(できれば頭痛専門の)へ受診しましょう。
三叉神経痛などの神経痛の薬が良く効くことが多いといいます。もし、それが効かない場合は、痛む場所に局所麻酔薬を注射する神経ブロックを週 1 回のペースで何度か行うと大抵治まるそうです。
後頭神経痛について
私が何度かお会いしたことのある後頭神経痛でお悩みの方は、激痛の方が多く、痛みだしたら1週間ぐらい辛い状態が続く方もいました。そのうちの1人の方は、原因がわからず市販の頭痛薬を飲んでも効かずに、ただただ痛みが治まるのを待っていたそうです。10年ぐらいたまに痛くなる状態を我慢してきたが、年齢的に一度脳外科を受診しようと思い診察しました。結果どこにも以上なく後頭神経痛と診断され神経痛の薬を処方されました。薬を飲むと急激に症状が治まり、それ以降痛みがでても神経痛の薬を飲むと楽になるそうです。
頭痛がある場合はまず専門の医療機関を受診し、症状のないときに予防の為に首肩の筋肉をゆるめたり姿勢を意識するのが重要だと思います。
岡崎市戸崎元町2-12 |